情熱大陸にアーティストユニットの「TELYUKA(テルユカ)」が特集に!
2015年にバーチャルCGのリアル女子高生「saya」を発表し、大きな話題になったのを覚えている人は多いはずよ!
どんな情熱を持ってsayaちゃんを作ったのか?
そしてsayaちゃんについても調べて見たわ\\٩( ‘ω’ )و //
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TELYUKA(テルユカ)が情熱大陸に!2人は夫婦
有難い事に去年の春からの長期で取材してくださいました。
「人とは違うSayaらしさ」って何なのか、その表現を突き詰める事が私達らしい生き方になるんだろうなあと思っています。24日23時から情熱大陸です~!https://t.co/GjWWM2vgcm#情熱大陸 #mbs #tbs #TELYUKA #Saya #3dCG pic.twitter.com/o0YuTBn9Ud
— TELYUKA_Saya (@mojeyuka) May 18, 2020
右の男性がご主人の石川晃之さん、左の女性が奥さんの石川友香さん。
真ん中がsayaちゃんよ。う〜ん本物の人間にしか見えない!
TELYUKA(テルユカ)は日本のバーチャル・ヒューマン制作を専門とする3DCGアーティストユニット。
東京在住よ。
2011年頃に「TELYUKA(テルユカ)」として活動を開始したわ。
目的はハリウッドでの就労。
そのためオリジナルキャラクターを自主制作していたことから生まれのが「Saya」。
ちなみに作っているのはsayaちゃんだけじゃないわよ。
CGディレクターとして、国内外のプロダクションからもムービーの制作やキャラクター関連のデータ制作を依頼され作成しているわ。
確かに!あれだけの技術持ってたら発注したくなるわよね。
ちなみにお二人はご夫婦よ。
ご主人の石川晃之(いしかわてるゆき)
技術・システムを担当してるわ。
石川晃之さんは独学でCGを習得し、フリーランスでの経験を経て友人とCG会社を起業したの。
奥さんの石川友香(いしかわゆか)
ディレクション・アートを担当してるわ。
なるほど!2人合わせてテルユカなのね🤗
石川友香さんは建築系の会社でCAD、3ds Maxなどを習得。
石川晃之さんの会社の面接でドアを開けたら、初対面の晃之さんの笑顔に一目惚れ!
それがご縁でご結婚されたの。
お二人はとっても仲良しで仕事やオフでも一緒💕
飲み物も一つを二人でシェアする、すごく仲良しのおしどり夫婦よ。
う〜ん羨ましいわ❗️
[ad1]リアル女子高生CG「saya」について
明日からのサイエンスアゴラ二日間
お台場テレコムセンター
子供から大人まで色々な人々が科学を楽しめる考えるイベントです。そしてSayaの感情認識対話Emo-talkが体験出来ます
言葉を使わないコミュニケーションを体験してみて下さい私達も明日行きますので気軽に声かけてください pic.twitter.com/9C0qKhHxdH
— TELYUKA_Saya (@mojeyuka) November 15, 2019
リアル女子高生CG「saya」は、Autodeskの3DCGツール「Maya」で描かれたバーチャルキャラクター。
2015年にSNSで発表され、「不気味の谷を超えた愛らしさ」が大きな話題に。
誕生のきっかけは、2015年の「CGWorld」のカンファレンスで発表するものを作らなければならないから。
外国人のモデルを作っていたけど、外国で作られるフォトリアルなアジア人に違和感を感じていたのよ。
お二人は「日本人を作るのは日本人が上手いだろう」ということで、日本人の女の子を作ることにしたのね。
17歳という年齢にしたのは、子どもと大人の造形が入り交じる最後の年齢。
CGだと男性目線で作られている女の子が多いので、女性目線での理想の女の子を立ち上げたいなと思って、Sayaちゃん誕生したの。
可愛らしいボブは、ロングヘアにするとCGだと難しいから。
髪が肩にかかってしまうだけで難易度が上がってしまうからよ。
sayaは一から作ったキャラクター
CGは効率良く作ると写真から起こすなどの手法になるの。
でもsayaちゃんは「手書き」よ。
全部手づくり!皮膚も、何層もレイヤーを重ねて作っているわ。
ラーメンに例えるなら麦から作っているようなものね!
とことん時間を作って、丁寧に。
CGなのに、だいぶアナログな作り方出そうよ。
友香さんは、「時代にはめちゃめちゃ逆行している制作スタイルですよね。それが逆に良かったのかもしれないな、とは思います。人間の感覚ってすごく敏感で作品から雑さとか丁寧さとかって感じ取れてしまうように思うんです。」と仰っているわ。
今までと同じやりんただったら、同じようなものしか作れない。と言うことかしら。
さらにsayaちゃんはディティールもすごいの❗️
靴下に毛玉が付いているというようなところまで再現されているわ。
糸がどういうふうに編まれているのかという構造をまず研究、そこからテクスチャーを作っていき、そうすると密度が出てくる。
写真から起こすと凹凸の表情が出なかったりするものですから、やはり糸から作るのね。
途方もない時間がかかってsayaちゃんが出来上がったのね・・・。
sayaの受賞歴
ものすごい完成度のsayaちゃん。アメリカデビューもしてるわ!
- 2017年:講談社主催のオーディションプロジェクト『ミスiD』の「ぼっちが、世界を変える」受賞
- 2018年3月:アメリカ・オースティンで開催された「SXSW Trade Show」にてインタラクティブな要素を備えてアメリカデビュー
不気味の谷とは?
正式には「不気味の谷現象」って言うんだけど、実はこれ1970年に日本人ロボット工学者の森政弘さんが提唱したのよ。
不気味の谷とは、ロボットを人間の容姿に近づければ近づけていくほど親近感が増していくが、ある一定の度合いに到達すると突然「強い嫌悪感」を感じる奇妙な現象のこと。
みんなにも覚えがあると思うわ。
sayaちゃんは不気味の谷を見事に乗り越えたCGキャラクターね。