年末の風物詩の一つと言えば、外せないのが「今年の流行語大賞」。2022年も「2022ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が行われ、流行語大賞のノミネートや大賞の発表でメディアやネット上では予想や、大賞について話題となりました。
この記事で流行語大賞の結果を見ながら、今年一年を振り返っていきましょう!
もくじ
今年の新語・流行語大賞は「村神様」
プロ野球のセ・リーグ優勝を果たしたヤクルトスワローズの不動の4番・村上宗隆選手の「村神様」という愛称が、今回の大賞受賞となりました。
村上選手は、今年最年少での三冠王とシーズン56号ホームランの記録を打ち立てるなどの大活躍を見せました。そんな「神的活躍」をみせたことから「村神様」というニックネームが名付けられたそうですよ!
ノミネートされたワードから2022年を振り返ろう!
ヤクルト1000
大賞の村神様に続き、ヤクルトから流行語大賞ノミネートされたのが「ヤクルト1000」。
これまでヤクルトから発売された「ヤクルト400」を大きく上回る「1000億個」のシロタ株を配合して、ストレスの緩和や睡眠向上効果などで話題となり、発売当初は品薄になるほどでした。
キーウ
今年の漢字「戦」の理由の一つとして挙げられた、ロシアによるウクライナ侵攻。そのウクライナの首都「キーウ」がノミネートしました。
元々、日本では「キエフ」と呼んでいましたが、日本政府はウクライナ侵攻を受けて「キエフ」からウクライナでの呼称「キーウ」に変更しました。
オミクロン株
コロナウイルスが流行して3年が経ちましたが、2021年11月から新たな変異株「オミクロン株」が猛威を振るい、2022年の内に「BA.1系統」から「BA.5系統」まで感染力の高い変異株が流行した1年となりました。
悪い円安
3月から円安が急激に進んで、年初に1ドル110円台であった円の価値が、一時期は1ドル150円にまで上りました。円安には良い円安と悪い円安がありますが、賃金の上昇がない中での物価上昇、企業の輸出入に影響が出るなどの「悪い円安」となってしましました。
BIGBOSS
昨シーズンからプロ野球・日本ハムファイターズで総指揮官を務める新庄剛志が「監督」と呼ばれることを拒否し、「『BIGBOSS』と呼んでください。」と発言。采配から練習方法まで注目度も高く、チームに革命をもたらしました。実際に、選手名鑑にも「BIGBOSS」で記載されています。
オーディオブック
音声化した書籍やラジオや落語などの総称が「オーディオブック」で、今年、TVCM「オーディオブック」や、大手ショッピングサイト「Amazon」の聴く読書として「Audible(オーディブル)」など、サブスク利用を中心に利用者が急拡大しました。
ヌン活
SNS映えすることで話題となった「ヌン活」は、アフタヌーンティー活動の略語です。
普段とは違った環境や雰囲気で、非日常感を味わうことができるため、今年注目された言葉となりました。ホテル業界では「ヌン活」を活用すべく、ヌン活を絡めた様々なプランが用意されるなど、ヌン活を楽しむ人が増えました。
SPY×FAMILY
「少年ジャンプ+」で連載中の『SPY×FAMILY』が、2022年4月に第一期、10月に第二期がTVアニメで放送されるなどの人気を見せました。
SNSでは、登場キャラの「アーニャ」に扮したり、セリフを真似たりなど話題になりました。2023年の春には帝国劇場での舞台上映も予定されています!
てまえどり
食品ロスを削減するために啓発が実施された「てまえどり」は、すぐに使用する商品は「手前にある商品を積極的に選択しよう」と呼びかけられたものです。近年話題の「SDGs」にも関連性があり、世間の注目を浴びるきっかけとなりました。
こども家庭庁
子ども家庭庁は、「こどもまんなか社会」を目指し、2023年4月に設置されることが予定されています。
「こどもまんなか社会」とは、すべての子どもに対して様々な視点から寄り添い、支援していく方針で、様々な政策が予定されていることから、注目を集めました。
まとめ
いかがでしたか。2022年もたくさんの出来事や話題性のものがありました。良いことばかりがある1年はないですが、明るい言葉や、楽しくなる言葉がノミネートされていました。
今年はもっと明るいニュースや言葉が、一つでも増えると良いですね!