ここ数年で外出規制により消費者は食品小売業に流れ、外出規制により様々な消費活動がリアル店舗からオンラインショッピングに移行しています。そんな中、ゲーム業界や一部のエンターテインメント業界はかつてないほど盛り上がっており、オンライン ギャンブルの利用者がかつてないほど急増しているです。
もくじ
オンラインカジノの業界規模は?
オンラインカジノは、その名から分かるとおりギャンブルの一種です。インターネットに接続できる環境であれば、パソコンやスマートフォンでランドカジノと同じようにゲームを楽しむことができます。
そんなオンラインカジノは世界中で人気があり、数年前に日本でも解禁されたことで話題になりました。
新型コロナウィルスが始まってから、オンラインカジノの利用者は世界で4000万人以上と言われており、日本でも200万人になったという調査結果もあります。あるオンラインカジノでは、2018年12月に約65万件だったアクセス数が、2020年末には1カ月で5000万件近くまで跳ね上がったのです。そして、この人気は2022年も継続して、数百万人が利用するまでに成長したと言われています。これらの利用者は特に30代、40代の男性ユーザーが多いとされています。
日本のギャンブル市場の規模は世界第2位と言われており、日本はいわゆる「ギャンブル大国」なのです。実際に日本のギャンブルの市場規模は非常に大きく、例えば中央競馬で約2兆4,000億円。この市場規模は、カジノで有名な中国のマカオの年間売上高2兆6千億円に匹敵します。そして、最大手のパチンコは19.4兆円の市場規模があり、国民一人当たり年間18万円も使っていることになります。オンラインカジノの利用者が増えているのもうなずけます。
日本におけるカジノへのイメージの変化
少し前まではカジノというと犯罪と関連しているのではないかという、ネガティブなイメージがありました。
しかし、2016年には、カジノ法案と呼ばれる統合型リゾート(IR)整備推進法案が可決されました。日本においてカジノに対する悪いイメージが払拭されつつあるのです。これにより、オンラインカジノの利用者の増加に拍車がかかっていると言えます。
また、以前はカジノといえば「英語対応」というイメージでしたが、最近では日本人スタッフが常駐し、日本語でサポートする日本のオンラインカジノが続々と登場しています。英語ができない人でも安心して遊べるのがオンラインカジノの魅力であり、日本人にとって身近な存在になりつつあるのです。