芸能界きってのスパルタ子育てで有名なのが、森昌子さん。13歳で歌手デビューし、27歳のとき専業主婦に転身。それからは、3人の息子さんを育てるパワフルな母として、スパルタ子育てを見せてきました。柔和な笑顔におっとりした話し口調、まさに穏やかな母親というイメージがついて離れない森昌子さんですが、3人の男の子を立派に育て上げてきたその覚悟と経験は、並大抵のものではなかったのです。では、そんな森昌子さん流のスパルタ子育て術を覗いてみることにしましょう！
もくじ
森昌子の息子3人は誰？おさらいしてみよう
長男：TAKA（ONE OK ROCKボーカル）
- 名前：森内 貴寛（もりうち たかひろ）
- 生年月日：1988年4月17日
- 年齢：35歳
元ジャニーズ事務所所属のTAKAさんは、英語も堪能なグローバルアーティストとして知られています。
次男：一般人（テレビ東京社員）
- 名前：森内 智寛（もりうち ともひろ）
- 生年月日：1988年4月17日
- 年齢：35歳
次男の智寛さんはサラリーマンとして生活しています。
三男：HIRO（MY FIRST STORYボーカル）
- 名前：森内 寛樹（もりうち ひろき）
- 生年月日：1994年1月25日
- 年齢：29歳
自由奔放な三男のHIROさんは、現在内田理央 彼氏としても話題に上っていますね。
超スパルタ！森昌子流の子育てとは
3歳までは息子たちを番号呼び！
森さんは、息子さん達が3歳になるまでは番号で呼ぶという変わったしつけをしていました。そして、兄弟同士でも年上には敬語が鉄則。わずか1歳の息子を正座させ延々と説教をするなど、乳幼児期から「人」として厳しくしつけることを徹底していたそうです。他にも、腕に輪ゴムを巻き付けて箸の矯正をしたり、左利きになりそうだと気づいたときには、左腕を椅子に固定させ使えないようにし、右利きに矯正したりしていたそうですよ。それもこれも全て、息子たちを「メシが食える男」にするためだったのだとか。
18歳で自動的に独立
森さんの三兄弟は、18歳になると自動的に家から出されるシステムだったそう。中学生くらいの頃からそれを伝えはじめ、心の準備をさせていたそうですよ。18歳という年齢で子どもが巣立ってしまうことに関しては、「十分に愛情を持って接してきた。もう教えることもないし、すっきりしている」と語っていましたよ。
三兄弟の反抗期はどう乗り越えた？
森さんが語ったのは、現在は世界的ロックバンド・ONE OK ROCKのボーカルとして活躍する長男・TAKAさんの反抗期エピソード。「お母さん」と呼んでいたのが、「ちょっと」や「あのさ」というようになったというTAKAさんに対し、森さんは「負けてられるか」と思ったそう。「何？誰に向かって言ってるんだよ」と一喝し、常に強い母であることを忘れなかったそうですよ。そして、胸ぐらを掴まれたときには「お母さんを殴れるのか」と凄んでみせると、さすがのTAKAさんも一瞬ひるむそうで、その隙を見て平手打ちで反撃したのだそうです。
経験させ、考えさせる
森さんは、男の子を育てるということに気合が入っていたそうで、息子さん達が幼児期の頃から「何でも経験させ、自分で考えさせる」という関わり方をしてきたのだとか。転んでも手助けはせず、自分でどう起き上がるかを考えさせたり、子どもが分からないことを聞いてくれば、すぐに答えずに「分かったら教えてね」と自分で考えを練らせる…そんな森三流の子育てで、3人の息子さん達はみんな立派に、自分の人生を謳歌する人間に巣立っていったのです。
まとめ
現代の子育て世代が聞くと驚いてしまうような、厳しい子育てを徹底してきた森昌子さん。「叱らない子育て」や「手を上げない子育て」のあり方が問われている昨今、森さんのようにスパルタ対応を貫くことができる親は少なくなってきていますよね。それぞれの家庭、また時代に合わせた育児理論がありますし、もちろん子どもの個性が一番大切ですが、森さん流の愛情のかけ方もまた、たくましい人間に育てるためには必要不可欠なマインドなのかもしれませんね。
