2023年のトップニュースにも躍り出るだろう、旧ジャニーズ事務所の性加害報道。故・ジャニー喜多川さんの忌まわしい性加害により、心を病んだ人や身体を傷つけられた人が、数百人にものぼるといわれています。そんな中、ついにジャニーズ死亡した人が出てしまいました。
旧ジャニーズ事務所で、現在はSMILE UP.に改名している事務所のずさんな対応も露呈した、ジャニーズ死亡した人について調査しました。
もくじ
ついに自殺者が…ジャニーズ死亡した人は誰?
ジャニーズ死亡した人の詳細は明らかにされていませんが、可能性が最も高いのは「木村伸一」という元タレントの男性ではないかといわれています。ジャニーズ死亡した人は大阪在住の男性といわれており、現在の年齢は47歳くらいと推測されているそう。当事者の会に所属していた40代男性の人数は限られており、中でも木村伸一さんという人物は、年齢も出身地も被害者と一致しているため、有力とされています。
木村さんは関西のジャニーズジュニアとして活動しており、V6のメンバーに誘われたこともあったそうですよ。
「平常心を保てない」妻子に宛てた遺書
旧ジャニーズ事務所の性加害により、苦しみながら生きてきた男性。長年の苦悩やトラウマで「平常心を保てなくなった」と遺書を遺し、志半ばで自死する形になりました。
男性は、19歳の頃にジャニー喜多川さんから受けた性被害の記憶に苛まれながらも、妻子に恵まれ整骨院を開業し生活していたそう。しかし、2023年5月に旧ジャニーズ事務所に性被害を訴えてからというもの、誹謗中傷は増え続けるばかり。心労が重なり、また当時の性被害の記憶が蘇ることもあったそうです。
誹謗中傷の内容とは
自殺した男性が受けていた誹謗中傷は、熱狂的なジャニーズファンによるものとみられています。男性が思い悩んでいたのは、以下のような内容だったそう。
- 嘘はすぐにバレる
- 金目当て
- 虚言癖がある
- デビューできなかったくせに
- ジャニーズがなくなったのはお前のせい
こういった誹謗中傷を、何度も何度も受けていたそうですよ。
また、同じく元ジャニーズ事務所所属タレントだった橋田康さんも、同じような誹謗中傷が毎日のように来ていることを明かしています。誹謗中傷により被害届を出している人も多いそうですね。
僕にも誹謗中傷は昨日も今日も既に来ています
来ない日はないです。
今は僕への誹謗中傷は少ない方だと自分で勝手に感じてます。
僕でこれなら?と思うと他の方への誹謗中傷は計り知れない。沢山の想いがあると思うけど
本当にお願いします。
一度ブレーキを
誰も前に進めなくなってしまう。…— 橋田康 Yasushi Hashida (@824_MOL) November 14, 2023
旧ジャニーズ事務所のずさんな対応
ジャニーズ死亡した人の件に関しては、誹謗中傷はもちろんのこと、事務所側の対応の悪さも露呈しました。
男性が初めて被害を訴えたのは2023年5月。そのとき「担当者から必ず折り返します」という旨の返答をもらったそうですが、それから5ヶ月もの間、放置されていたというのです。それでも諦めなかった男性は再度告発を試みますが、それでも誠実な対応はなされなかったそう。
誹謗中傷が増えていることも事務所に訴えたものの、事務所がしたことは「誹謗中傷はやめてください」という呼びかけのみ。それだけで自体が改善するはずもなく、男性はずっと苦しめられることになりました。
まとめ
とうとうジャニーズ死亡した人が出てしまった、大規模性加害報道。私達から見えていない部分で、人の心や命が今もなお、危険にさらされています。決して見て見ぬふりをしてはいけなかった性加害という重大な犯罪を、ここまで放置してきた事務所側の罪は重いでしょう。今後、体制を変えて再出発すると発表した旧ジャニーズ事務所ですが、タレントたちの行く末も注目されていますね。まずは、ジャニーズ死亡した人のご冥福をお祈りいたします。