日本を代表する映画監督、大林宣彦さんが亡くなりました。
もうすぐ新作映画「海辺の映画館」が近日公開だったのに残念よ・・・。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
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大林宣彦さんの経歴や死因は?
大林宣彦(おおばやし のぶひこ)さんは、日本の映画監督。
1938年(昭和13年)1月9日生まれの享年82歳。死因は肺がんでした。
広島県尾道市出身で地元をこよなく愛していたわ。
「日本を代表する」と言っても過言ではなく、勲等は旭日小綬章。倉敷芸術科学大学客員教授、や、長岡造形大学造形学部客員教授や尚美学園大学名誉教授も歴任。文化功労者だったわ。
大林宣彦さんは最初はCMディレクターだったの。
それから映画の世界に入り、故郷の広島県尾道市を舞台にした「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の“尾道三部作”が有名ね。詳しくは後術するわ。
ファンタジー作品に定評があり「映像の魔術師」の異名を取っていたわ。
大林宣彦さんは肺がんでオプシーボ投薬していた
大林宣彦さんは2016年8月時点で、すでにステージ4の肺がんだったの。
余命3か月宣告だったけど、全く意欲を失わずに昨年11月の第32回東京国際映画祭で「あと3000年、映画を作りたい」と豪語。映画「海辺の映画館」を完成させたわ。
余命3か月→約3年8ヶ月持ったのは、本人の映画の情熱とオプシーボ治療のおかげね。
オプシーボは、非小細胞肺癌などに適用拡大された分子標的治療薬の一つ。
悪性黒色腫と肺癌には、稀に自然治癒例が見られることがある特効薬ね。免疫細胞により癌細胞が攻撃され、治癒することが示唆されていたわ。
実は日本初お薬で、京都大学医学部における本庶佑の研究チームが開発に貢献したわ。
現在は小野薬品工業から発売が開始されたているわね。
[ad1]大林宣彦さんの新作映画は「海辺の映画館」
大林宣彦さんの遺作は、近日公開予定の映画「海辺の映画館―キネマの玉手箱」。
戦争と広島の原爆をテーマとした映画よ。
2019年10月28日に開幕した第32回東京国際映画祭「JapanNow部門」で初上映。
本作で2018年度毎日芸術賞特別賞を受賞したわ。
大林宣彦さんが無くなった2020年4月10日の封切りを予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で公開延期中よ。
大林宣彦さんの代表作は?
「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の通称“尾道三部作”だけど、私はやっぱり「時をかける少女」よね。
もう何年も前にテレビの再放送でみたことがあるのだけれど、あれは忘れられない映画だった。