3月24日に国立競技場で、28日にヨドコウ桜スタジアムで行われた新生森保ジャパン最初の試合ではこれまで日本代表(サムライブルー)の中心として活躍してきたディフェンダーの吉田麻也選手、長友佑都選手らが選出外となり、平均年齢24.5歳と若返りが進められました。そして初選出の選手が5名と多く名前を連ねたことでも話題を集めています。
そこで今回は新生森保ジャパンで初めて日本代表に選出された5選手を徹底調査していきます!
もくじ
新生森保ジャパンで日本代表に初選出された選手5名
角田涼太朗(23歳 横浜F・マリノス)
生年月日:1999年6月27日(23歳)
現代サッカーにおいて、たとえ最終ラインの選手でもフィードだけでなく、細かいパスなどにも十分対応する技術が求められます。そう言った意味では角田遼太朗選手は現代型CBといえます。
角田選手の特徴は
- 左足でのロングフィード
- 対人守備の強さ
- 空中戦の強さ
- 足元の技術に優れ、左足からのロングフィード
であり、時には自ら持ち上がり、パス交換に参加、相手チームの脅威となります。
もちろん、本職の守備面では、対人守備はもちろん、187センチの身長を生かした空中戦でも存在感を発揮します。ウルグアイ、コロンビアとの親善試合は怪我の影響で出場しませんでした。
バングーナガンデ佳史扶(21歳 FC東京)
生年月日:2001年9月24日(21歳)
バングーナガンデ佳史扶選手はガーナ出身の父を持つサイドバックです。
バングーナガンデ選手の特徴は
- 攻守で見せるアグレッシブなスタイル
- タッチライン側を開け上がるスピード
- 思い切りよく左足から上げるクロス
- ディフェンス面での球際の強さ
であり、攻守ともにチームへ大きく貢献し続けています。所属チームでもあるFC東京と日本代表でもこれまで活躍し続けてきた長友佑都選手の後継者として大いに期待されています。
半田陸(21歳 ガンバ大阪)
生年月日:2002年1月1日(21歳)
半田陸選手はパリ五輪を目指すU-22日本代表ではチームの中心的な存在です。10代のころはセンターバックを務めていましたが、トップカテゴリーではサイドバックが主戦場となっています。
半田選手の特徴は
- ボール保持の局面で発揮されるポジショニング
- 状況判断力
- 敵陣の空いたスペースに走り込む走力
です。身体能力や体格に恵まれているわけではありませんが、上記のオフェンス面に加え、ディフェンス面でもJリーグでは最高水準です。今シーズンからJ2のモンテディオ山形からJ1のガンバ大阪へ移籍、そして日本代表に選出と順調にステップアップしています。
中村敬斗(22歳 オーストリア・リンツ)
生年月日:2000年7月28日(22歳)
19歳から欧州サッカーリーグに挑戦し、2021年に加入したLASKリンツで殻を破ると、2022/23年シーズンは21試合で11得点6アシストをマークする活躍を見せるサイドアタッカーです。この活躍により、リバプールなどビッグクラブからの興味も噂されています。
中村選手の特徴は
- 高評価を受けるドリブルのキレ
- 狭い局面を打開するテクニック
- 180cmという恵まれた体格を活かした縦への推進力
- 高いシュート精度
です。同じポジションには三苫薫選手がおり、どれだけ脅かすことができるのか、はたまたポジションを奪うのか、タイプが違う両選手からも目が離せません!
藤井陽也(22歳 名古屋グランパス)
生年月日:2000年12月26日(22歳)
名古屋グランパスに所属する藤井陽也選手は角田涼太朗選手の負傷に伴う追加招集で日本代表に初めて招集されました。名古屋グランパスのアカデミー出身で、アカデミーの先輩には吉田麻也選手がおり、今後吉田選手のような活躍が期待されています。
藤井選手の特徴は
- 裏のスペースをカバーする能力
- 187cmの長身を活かした空中戦
を活かした高いディフェンス能力にあります。
ちなみに、2022年シーズンのグランパスは藤井選手の存在もあり、リーグ最少タイの失点数を記録しました。
最後に
今回は新生森保ジャパンで日本代表に初選出された選手たちをまとめてきました。
どの選手もポジションなど、様々なオプションを兼ね備えた選手たちで、若くして所属チームの中心として活躍しています。今後さらに経験を積んで日本代表でも大いに力を発揮してくれるでしょう。
カタールワールドカップを経験した選手とフレッシュな選手たちが融合しないことには悲願のワールドカップベスト4以上は達成できませんし、今後の活躍、成長にも大いに期待がかかります!