シンプルで素敵！「漢字1文字の名前」に込められた意味を調査してみた

親の思いが込められた子供の名前。漢字一文字のシンプルな名前にも、様々な思いが込められていますよ。

今回は「漢字1文字 名前」に込められた意味を調査しました。

蓮

まず最初に紹介するのは、「蓮」(れん)です。たまひよ調べの2023年赤ちゃんの名前ランキング男の子部門で1位だった「蓮」。訓読みでは「はす」と読むこの字、泥水の中から出てきて気高く清らかな花を咲かせることから「清らかな心」「神聖」といった花言葉を持つんですって。清らかな心を持ち穏やかな人生を送って欲しい、泥から出て花を咲かせる蓮のように困難に負けず強く生きてほしいという願いが込められています。

2023年赤ちゃんの名前ランキング｜たまひよ (benesse.ne.jp)

碧

続いて紹介するのは、「碧」です。たまひよ調べの2022年赤ちゃんの名前ランキング男の子部門1位、2023年も2位の人気の名前です。読み方は「あお」「あおい」などになりますよ。「王」と「白」と「石」の3つから成る「光沢があり美しく輝く宝石」という意味を表す漢字であり、「いつまでも澄んだ心を持ってほしい」といった意味が込められています。広い海や空などの自然のイメージもあることから、「美しい自然のように強くたくましく育ってほしい」なんて願いが込められることも。サファイアのスピリチュアルな意味が絡むこともありますよ。

凛

続いて紹介するのは、「凛(りん)」です。たまひよ調べ2022、2023年赤ちゃんの名前ランキング女の子部門2年連続2位と、根強い人気を誇る名前です。凛 意味は「ものごとの勢いがすさまじいこと」「身や心が引き締まった様子」という意味があり、「凛とした佇まいの美しい人に育ってほしい」「清らかな美しさがある人になってほしい」という意味が込められていますよ。

翠

続いて紹介するのは、「翠」です。訓読みで「みどり」と読む漢字ですが、名前には音読みの「すい」を用いることも多い模様。たまひよ調べの赤ちゃんの名前ランキング女の子部門では、2022年に16位、2023年に3位と最近になって増えている名前のようです。カワセミという「混じり気のない綺麗な羽を持つ鳥」を表すこの漢字。「澄んだきれいな心を持った子になってほしい」「活発で何事にも興味をもつ探究心のある子に成長してほしい」といった意味が込められているようです。

凪

続いて紹介するのは、「凪(なぎ)」です。女の子の名前でも違和感のない名前ですが、たまひよ調べの2023年赤ちゃんの名前ランキングでは、男の子部門の7位にランクインしています。風が止んでいる状態、海で風や波が止んでいるさまを意味するこの漢字。「穏やかな海のような人生を過ごしてほしい」「周りの人にやすらぎを与えられる人になって欲しい」という意味が込められているようです。不安定な現代において、子供の平和な人生を願う親が増えた影響で、人気の名前となっているのかもしれません。

葵

最後に紹介するのは、「葵(あおい)」です。「あおい」の読みは男女ともよく使われる名前ですが、「葵」はたまひよ調べの2023年赤ちゃんの名前ランキング女の子部門の7位となっていますよ。アオイ科の植物全般を指すこの漢字。京都の賀茂御祖神社、賀茂別雷神社の神事に用いられることから、神聖な植物と考えられており、「清廉な人に育ってほしい」「気高く品のある人になってほしい」という意味が込められているようです。葵が徳川家の家紋でもあることから、「歴史上の人物のような大物になってほしい」という意味が込められている場合もあるようですね。

最後に

今回は漢字1文字の名前に込められた意味について紹介しました。

近年は漢字1文字、シンプルな名前が人気を集めているのですね。シンプルな名前とはいえ、その名前に込められた思いは単純なものではなく、深い思いと愛が込められているようです。