マツコ・デラックスの「夜の巷を徘徊する」に過去出演した、まだらまんじ(MADARA MANJI)さん。
マツコさんにお手紙を書いたみたい。「果たし状みたいね」と呟きながらマツコはお手紙を読み始めるわけだけど・・・。
その手紙の主はどんな人?さっそく調べたわ\\٩( ‘ω’ )و //
[ad1]もくじ
まだらまんじの経歴
2020.04.10 pic.twitter.com/YSJV8dwB7t
— MADARA MANJI (@MadaraManji) April 10, 2020
鋭い眼光、なのにチャーミングなおかっぱ頭。彼自体が芸術作品のようだわ。
まだらまんじは、日本の現代美術家・立体造形作家。
1988年(昭和63年)生まれの32歳。東京都出身よ。
好きなものはPeaceの煙草。1~2万円の生活費はほぼ煙草よ。
高校卒業後、19歳で京都の職人に弟子入りして金属加工の基礎技術を学んだの。数年間の修行の後に独立したわ。
さらに独学で杢目金の技術も習得したの。それらの技術で用いて芸術作品を作り上げているわ。
夜明け前、錆びた鉄塔の上に昇ると風が冷たくて堅い。遠いビルの航空誘導灯のボヤけた点滅はいつ見ても大体キレイで、遠い街並みはお互いに干渉出来ない無関心と冷静がある。色々と考えた後がここが良い、ここに居ると風が強く吹き抜けてややこしい事が無い。気分がスカッとして、良い感じだぜ。 pic.twitter.com/9S1ZGDLIM2
— MADARA MANJI (@MadaraManji) April 10, 2020
そして、すごくとがった芸術家。
これは彼の言葉を読むだけでわかるわ。
体を休めるのは、ボロボロのソファ。足も伸ばせず、とても熟睡できそうにありません。極貧生活そのものですが、MANJIさんからは少しも悲壮感が感じられません。
「生活にはあまり興味がないんです。生活を充実させても、芸術への探究心は満たされない。まとまったお金を稼いだら、生活に使うよりも全て制作につぎ込んでもっと良い作品を作りたいんです」
芸術のために生活を犠牲にすることは、誰にでもできることではありません。実際、MANJIさんの周りには、芸術を志しながらも挫折してしまった人が数えきれないほどいます。
「毎年、何千人もの人が美大を卒業します。芸術家を志す人は美大生以外にもたくさんいます。しかし10年後に作家活動を続けている人は100人に1人いるかどうかという世界です。『成功した人』ではなく、ただ『続けられている人』の数ですよ。この世界は門戸が狭すぎる。収入や結婚、人間関係、安定……そうした大切なものを犠牲にしてでも、作品を作り続けなければならないときがあります。このあまりにも過酷な世界で、俺は抗い続ける。行けるところまで行きたいんです」
家もなく、定職もなく、もちろん家庭もない。芸術の道をひたむきに突き進む、孤独な芸術家の姿がここにはあります。
引用:DANRO
まだらまんじさんのアトリエは?
東京都品川区の「インストールの途中だビル」(笑)というシェアアトリエよ。
築45年で6階建ての古めかしいビル。建築設計事務所や弦楽器の工房も入っているわ。
まだらまんじさんは生活費も家賃も節約して制作費に回すため、3年以上前からこのアトリエに住んで作品作りをしているわ。
と、いっても古い雑居ビルだからあまり生活に適してないの。
ビルのワンフロアを板で区切った約6畳しかないし、金属を熱するためのガスバーナーや耐火レンガを組み上げた炉がビッシリだし暑くて狭いわよね。
日用品はまずないわ。ボロボロのソファがひとつあるくらいね。
作品は売れてるけど、困窮した生活
勘違いしないで欲しいのは、まだらまんじさんは作品は売れているわ❗️
日本と海外にファンが多く、年間に数百万円も売れてるの。
「作品が売れなくて落ちぶれているアーティスト」では全くないから安心して。
困窮しているのは、材料費や制作費が月に数十万円掛かるためなのよ!
だから数百万円もする作品が売れても、手元に残るのは雀の涙。
本日の差し入れ、ありがとうございまーーす! pic.twitter.com/SM6JhUK19K
— MADARA MANJI (@MadaraManji) April 5, 2020
食事は、ファンや活動を通して知り合った人たちが差し入れてくれるお米やパスタ。
1カ月の生活費はわずか1〜2万円でほぼ煙草代。
お風呂ないから、屋上のホースで水浴びよ。
「夏は気持ちいいですが、冬は一歩間違えると凍え死にそうになります。13時頃だと配管が太陽光で温められるため、かろうじて生ぬるい水が3分だけ出るんです。このタイミングでシャワーを済ませています」
ちゃんと水浴びできるコツを掴んでいるわね(笑)
[ad1]まだらまんじの大学は?
まだらまんじさんは、前述の通り「高校卒業後、19歳で京都の職人に弟子入り」しているから大学に進学していないわ。
彼は勉強するよりも、作品作りに没頭したいでしょう。
まだらまんじのギャラリーで作品の購入できる?
制作 / 2020.04.14 pic.twitter.com/ZTjOMYJ6fi
— MADARA MANJI (@MadaraManji) April 14, 2020
赤いのは布なんでしょうけど、周りのものは金属なのね?これは特に芸術性高いと感じたわ。
制作 / 2020.04.10 pic.twitter.com/fCAGA4Deyo
— MADARA MANJI (@MadaraManji) April 10, 2020
石の表情が見える。ノスタルジックも感じられるわ。
制作 / 2020.04.02 pic.twitter.com/ZI8cmM5wxu
— MADARA MANJI (@MadaraManji) April 2, 2020
四角い金属の塊が突き刺さっているデザインが好きなようね。
もう何年も放置されて、朽ちていった金属のよう。私は2枚目の作品が特に好き。
まだら模様が花にも見えるし、色もホワイトとグレーが入り混じっているのがすごく良い。
そして現在開催中の「AFT Art Hunting」で彼の作品が見れるわ❗️
AFT Art Huntingは現場の会場のみならず、インターネットによるアートマーケットの拡大を図るサービスよ。
つまりネットから見ることができるの。
今は新型コロナウイルスの影響で、外出が制限されているからネットからみられるのは良いわね。
AFT Art Huntingの概要はこちら。
- 招待限定 – 2020/3/24(火) 14:00〜18:00
- 一般公開 – 2020/3/24(火) 18:00〜2020/5/9(土)
- アクセス – Only online
まだらまんじのギャラリーで作品の価格は?
年間数百万と言うことは、1個あたり数十万といったところかしら。
でも具体的な金額は公開しているのかしら?
AFT Art Huntingの公式ホームページでは、芸術家たちの作品が直接買えるの。
さっそくまだらまんじさんの価格を調べたら・・・。
「要問い合わせ」になってたわッ!
これは・・・交渉次第で変わるかもしれないわね。
ちなみにまだらまんじさんの個展は、AFT Art Huntingのギャラリーで年に一度くらい行ってるわ。
過去の個展はこんな感じ。
- 2011 – 年代展 @Factory Kyoto 出展
- 2012 – SICF13 @青山spiral 出展、CREATORS CIRCUS @TABLOID 出展、ULTRA 005 @青山 spiral 出展
- 2014 第二回天祭一○八 @増上寺 出展、アイザックは本当に林檎を見たのか @Kosmos Lane Gallery 出展
- 2015 – 【個展】≪Must X≫ – 非合理的精神運動 / その象徴たる事象の輪郭と考察 – @インストジオ Gallery 開催
- 2016 – 語る抽象画展 @The Artcomplex Center of Tokyo 出展
- 2017 – 【個展】Antagonism and Transcendence @ Whitestone Gallery Karuizawa 開催