元日本テレビのキャスターでタレントの丸岡いずみさんは、12年前の東日本大震災をきっかけに、重度のうつ病に苦しんだことを明かしています。丸岡いずみ 現在は、自らの経験を生かして、カウンセラーや講演者として活躍しています。本記事では、丸岡さんの闘病と復活の物語を紹介します。
もくじ
丸岡いずみ東日本大震災の取材で“震災うつ”に?
元日本テレビのキャスターでタレントの丸岡いずみさんは、12年前に起きた東日本大震災の取材を担当したことが、重度のうつ病になる原因の一つになったと明かしています。しかし、丸岡さんは、被災地の方々の姿を伝えることが使命だと感じていたし、震災だけがうつ病のきっかけではなかったと語っています。
丸岡いずみ絶頂と悲劇?ギャップに苦しんだ
丸岡さんは、震災の取材と同時に、英国のウィリアム王子のロイヤルウエディングの特集も担当していました。幸せの絶頂と、震災という悲劇のギャップに、気持ちの整理が追いつかなかったのかもしれません。神経は張りつめ、気力は落ちていないと思っていましたが、ある日突然、眠れなくなったそうです。心が壊れる前に、身体が先に悲鳴を上げていたのでしょう。
丸岡いずみ自分で治そうとするも症状悪化!
丸岡さんは、大学院で心理学を学んでいたこともあり、自分の状態を理解していたのでしょう。震災から5か月後に仕事を一時休止し、故郷の徳島に帰りました。そこで初めて精神科を受診したときは、「適応障害」と診断されたといいます。丸岡さんは、精神的な薬は人格を変えるという間違った考えを持っていて、処方された薬を飲まずに捨てていたそうです。しかし、思い込みが仇となり、症状はどんどん悪化しました。自分も他人も信じられない状態に陥り、このころが地獄だったと言います。
丸岡いずみ回復へ
丸岡さんは、約1年でうつ病を克服しました。そのきっかけは、薬をきちんと飲んだことと、被災地の方々から送られてきた励ましの手紙だったそうです。薬を飲むことで、食欲が戻り、眠れるようになったといいます。父からは「休むことも生きることなんだ」という言葉をもらい、家族もまた心の支えだったそうです。
【生きかた】丸岡いずみさん うつを乗りこえてわかったオフラインの大切さ「休むことも生きること」 https://t.co/Fw1oDWAFWd pic.twitter.com/rXZ2FlFNkM
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) November 25, 2015
丸岡いずみ 現在は?
丸岡いずみさんは、元日本テレビの報道記者・キャスターで、現在はフリーアナウンサーとして活動しています。丸岡さんは、2021年に映画コメンテーターの有村昆さんと離婚し、2022年に所属事務所を「シンクバンク」へ移籍。自分の経験が誰かの役に立てばと、カウンセラーや講演者として活躍するようになりました。丸岡さんは、うつ病を発症したことを恥じることはなく、それが自分の強みになったとのこと。丸岡いずみ 現在は、テレビ・ラジオ・コラム等、多方面でバリバリ活躍されています。
丸岡いずみ子供の親権を有村昆に譲る
丸岡いずみさんは、映画コメンテーターの有村昆さんと離婚した際に、子供の親権を有村さんに譲ったということです。有村さんの実家がホテルを経営しており、子供により良い環境を与えられると決断されたそうです。また、過去にうつ病になったことで、メンタル的な不安を抱えていたことも理由だそうです。丸岡いずみ 子供 手放すことは、本人にとっても簡単な決断ではなかったでしょう。
【コメント発表】有村昆と丸岡いずみ、協議離婚が成立https://t.co/1F0Y9xLPTd
「お互いの生き方を見つめ返すために別々の道を歩むこととなりました」と報告。「私たち二人にとって子供はかけがえのない宝ですので、今後とも協力して子育てにあたっていく所存です」とした。
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 29, 2021
最後に
丸岡いずみさんのうつ病と復活の物語は、多くの人に勇気と希望を与えるものだと思います。丸岡さんは、自分の苦しみを乗り越えて、新たな人生を歩んでいます。丸岡さんの今後の活躍に、期待と応援の気持ちでいっぱいです。