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北九州マック死傷事件|犯人は指定暴力団で被害者父は警察署長って本当?

北九州マック死傷事件|犯人は指定暴力団で被害者父は警察署長って本当?

2024年12月14日の夜、北九州市小倉南区のマクドナルドで起きた中学生殺傷事件。一瞬のうちに何の関係もない中学生2人を次々にナイフで刺し、女子中学生が死亡しました。あまりにも痛ましい事件ということで、多くのメディアで報道され話題になりましたね。その後、犯人は逮捕されましたが、その犯人が指定暴力団ではないかという噂が浮上。また被害者の父親は警察署長であるという噂も出回りました。ここではその真相について紹介していきます。

北九州マック死傷事件|被害者父は警察署長って本当?

本件では中学3年生だった女子中学生が死亡したのですが、その被害者の父親が警察署長であるという噂が浮上しています。なぜこのような噂が浮上したのか?また、その噂は本当なのか調査していきます。

噂の発端はSNS

被害者父が警察署長であるという噂が浮上した発端は、事件直後に投稿されたSNSでした。「福岡県の中学生殺害事件は父親が福岡県警の若松警察署長(マル暴系)だった、犯人はプロ説が浮上」などの情報が拡散。投稿の中には540万をこえる閲覧と1800のリポストがついたものもあったといいます。これがきっかけで「反社会的勢力の恨みを買ったのではないか」という憶測が飛び出し、犯人は指定暴力団というストーリーが作られたと思われます。

被害者父は警察署長って本当?

被害者の父親は警察署長ではありません。投稿されたSNSは完全なるデマであることも警察広報が発表しています。当時はまだ犯人が捕まっておらず、犯行動機が見えないことや被害者と若松警察署の署長の苗字が同じということから、このような噂が浮上しました。しかし、警察側からも「事実ではない」という発表がされているため、被害者父は警察署長ではないことが明らかになっています。

北九州マック死傷事件|犯人は指定暴力団?

被害者父が警察署長であるというデマが拡散された結果、犯人は警察署長に恨みを持っていた指定暴力団ではないかという噂が浮上しました。ここでは、逮捕された犯人について調査していきます。

犯人像

犯人は入店から犯行、退店まで約30秒という素早さで事件を起こしていることから、プロ説が浮上。また、被害者父である警察署長への恨みで娘を狙ったことから指定暴力団ではないかという噂があがりました。しかし、この情報は全てSNS上であがったもので確定できるものはなく、警察広報からも「そのような事実はない」と完全なるデマだったことで、犯人はどんな人物なのか多くの憶測が浮上しましたが、事件から5日後防犯カメラの映像から犯人逮捕の報道が流れました。

犯人は平原政徳で指定暴力団ではない

犯人は現場近くに住む平原政徳容疑者43歳で、犯行を認めています。動機は、最近になり明かされ「入店前に2人と目が合ってバカにされたと思った」と語っているとのこと。平原容疑者は逮捕当時無職でしたが、大地主の息子として生まれ裕福な家庭で育ったことが判明。指定暴力団という情報は全くなく、2009年には結婚し、子供もいたということです。しかし、離婚した頃から奇行や奇声をあげることが多くなり、おかしな言動を繰り返すようになったことが今回の事件に繋がったのではないかと言われています。

最後に

今回は、北九州マック死傷事件の犯人や被害者父親について調査してきました。被害者の父親が警察署長であることから犯人が恨みを持って娘を殺傷したのではないかという噂が浮上。結果、その犯人は指定暴力団ではないかと言われていましたが、実際は指定暴力団でもなく、被害者の父親も警察署長ではないことがわかっています。SNS上で様々な憶測が流れ拡散されましたが、どれもが確信できるものではありませんでした。何の罪もない中学生の女の子が殺害されるという痛ましいこのような事件はもう起こってほしくありませんね。


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