ネイルが好きな人なら、一度は「いつか自分のデザインで誰かの人生を明るくしたい」と考えたことがあるのではないでしょうか。そんな夢を、京都のサロンからニューヨークのファッションシーンまで広げてしまったのが、ネイリスト川尻メイです。
ネイリストという仕事はキラキラして見える一方で、長時間の前かがみ姿勢や細かな作業、新しいデザインを生み出し続けるプレッシャーなど、現場ならではの大変さもつきものです。その中で、多くのセレブやハイブランドから信頼されるネイリスト川尻メイは、まさに「名前が知れるネイリストになることの難しさ」と、それでも挑戦し続けるタフさを体現している存在と言えるでしょう。この記事では、そんな川尻メイの年齢やプロフィール、ネイル業界でどのようにキャリアを築き、海外で活躍するようになったのか紹介していきます。
もくじ
川尻メイの年齢
ネイリスト川尻メイの生年月日は、公には明かされていません。ただ、過去の情報では2019年時点で30代半ばとされているため、2026年現在は40代前半くらいなのではないでしょうか。実際の写真や動画を見ると、キュートな印象が強くいので「本当に40代前半なの?」と感じる人も多いかもしれませんね。
ネイル業界では、手や目を酷使するため「長く一線で活躍し続けること」自体が難しい一面もあります。その中で、ネイリスト川尻メイが今も第一線で活躍していることは、年齢以上に積み上げてきた努力やセルフケアの賜物とも言えそうです。
プロフィール
川尻メイは京都で生まれ、高校卒業後にネイルの世界へ飛び込みました。「爪は体の中で一番小さいけれど、一番目立つキャンバスだ」と感じたことが、ネイルアートを本格的に学び始めたきっかけだったと語られています。
川尻メイ「クロワッサンの発音が通じなかったから、3Dネイルで表現した」…
— クーリエ・ジャポン (@CourrierJapon) May 24, 2025
ネイリスト川尻メイの基本プロフィールは、以下のとおりです。
- 名前:川尻メイ(Mei Kawajiri)
- 活動名:NAILS BY MEI
- 出身地:京都府
- 拠点:アメリカ・ニューヨーク
- 職業:ネイルアーティスト/ネイリスト
ネイリスト川尻メイは、インスタグラムを中心としたSNSでも人気が高く、「インスタで最もバイラルなネイルアーティスト」と紹介されたこともあります。日々の投稿を通して世界中のフォロワーにアイデアを届け、サロンワークだけでなく「発信するアーティスト」としても強い影響力を持っているのが特徴です。
担当したセレブ
「ネイルで世界に出るなんて本当にできるの?」と思う人もいるかもしれません。ネイリスト川尻メイは、まさにそれを現実にしたひとりです。
City GirlsのJTがLil Uzi Vertのネイルを公開。担当したのはNY在住日本人ネイルアーティストの川尻メイ💅 pic.twitter.com/InBZ8aaTuI
— HipHop News/Benjamins House🏵@Dすけ (@HotHipHopNews2) March 29, 2021
デュア・リパやジジ・ハディッド、BLACKPINK、マドンナ、ビョーク、FKA twigsなど、音楽やファッションの第一線で活躍するアーティストたちが、ライブやミュージックビデオ、レッドカーペットの場面で川尻メイのネイルを身につけてきました。マーク・ジェイコブスから直接オファーを受けたエピソードもあり、「ネイリスト」という枠を超えて、クリエイターとして信頼されていることが伝わってきます。
担当したファッションブランド
ファッションブランドとの仕事においても、ネイリスト川尻メイの存在感は大きいです。Balenciaga、Miu Miu、Vivienne Westwoodといったハイブランドのショーでネイルを担当し、パリコレや世界各都市のファッションウィークでランウェイの世界観作りに参加しています。ショーのビジュアルや広告で、ネイルがメイクやヘアと同じくらい重要な要素として扱われるようになった背景には、川尻メイのようなネイリストの表現力が評価されてきた流れもあると言えるでしょう。
ネイルだけにとどまらないデザイン性
また、ネイリスト川尻メイはセレブやブランドだけでなく、Googleのスクリーンセーバーのビジュアルを手がけるなど、デジタル領域とのコラボレーションにも挑戦しています。ネイルアートの発想を画面の中にも広げていく取り組みは、「爪」という小さなキャンバスにとどまらない、川尻メイならではの視点が表れています。
セレブとの仕事について
セレブのネイルを担当すると聞くと華やかなイメージが先行しますが、裏側にはシビアな一面もあります。ネイリスト川尻メイが入る現場は、ミュージックビデオの撮影日やツアーの合間など、スケジュールがぎっしり詰まったタイミングであることも多く、限られた時間で最高の仕上がりを求められる場面が多いようです。
マドンナ
マドンナから依頼を受けたとき、最初に言われたのは「まずは家に来てほしい」というひと言だけで、どんなネイルを求められているのかはまったく分からなかったそうです。そこで川尻メイは、大きなスーツケースいっぱいに、思いつく限りのネイル道具やパーツを詰め込んで、どんなオーダーにも対応できるよう準備してから向かったといいます。
特に世界的な著名人はスケジュールが分刻みで組まれていることも多く、「施術時間は30分以内」といった厳しい条件になることもあります。そのため川尻メイは、現場に行く前にマドンナの過去の写真や動画を見て、好きそうな色やモチーフを研究し、ノートにデザイン案を試し描きしてから当日に臨むようにしているそうですよ。
マーク・ジェイコブス
一方、マーク・ジェイコブスはネイルへのこだわりがとても強いことで知られており、制作にもたっぷり時間をかけるタイプだといいます。川尻メイは、マークの頭の中にある理想のイメージを引き出すためにじっくり会話を重ね、「一緒にネイルを作り上げていく」感覚でセッションを行っているそうです。
ファッションショーでも活躍
ファッションショーや撮影現場では、デザイナーやスタイリスト、ヘアメイクとのチームワークも重要です。ネイリスト川尻メイは、布の質感や色、照明の当たり方まで意識しながら、全体のスタイリングを引き立てるようなデザインを意識しているようです。この積み重ねによって、ネイリスト川尻メイは単なる技術者ではなく、「トータルルックを作るアーティスト」として評価されるようになっていったのでしょう。
メットガラ2025で世界を魅了したのは、衣装だけではない。川尻メイと工藤絵美、ふたりの日本人ネイリストが生み出した“アートと技術”の対比が、セレブたちの指先に静かに光っていた。 https://t.co/aH4jEtidfm
— VOGUE JAPAN (@voguejp) May 9, 2025
「好きにしていいよ」と言われても
面白いのは、「あなたをリスペクトしているから、好きにしていいよ」とセレブ側から言われることも少なくないという点です。一見すると自由に見えるこの言葉ですが、その分「本当に気に入ってもらえるネイルアートにしなければ」というプレッシャーも大きくなります。川尻メイは、ライブペイントのように「この色でいい?」「ここをもう少し足してみてもいい?」と、その場で会話を重ねながら仕上げていくスタイルで、相手の気持ちを確認しつつ作品を完成させていきます。
川尻メイのサロンで予約はできる?
「こんなすごいネイリストなら、一度は施術を受けてみたい」と思う人多いのではないでしょうか。ただし、ネイリスト川尻メイのサロン予約は、かなりハードルが高いのが現状です。
ロサンゼルス・タイムズによると、ニューヨークのスタジオでは1回のマニキュア料金が約200ドルで、基本的には既存の顧客や紹介を中心に予約を受け付けていると紹介されています。いわば「紹介制」に近いスタイルとなっており、日本のように予約サイトから誰でも簡単に予約できる形ではない点は知っておいた方が良さそうです。
気になる料金と一般サロンとの違い
ネイリスト川尻メイの料金を聞くと、「やっぱり別世界だな」と感じる人も多いと思います。ニューヨークで約200ドルという金額は、為替にもよりますが、日本円に換算すると高級サロン以上の価格帯になります。
一方、日本国内の一般的なネイルサロンは、定額デザインで4000円〜8000円前後のメニューが多く、ホットペッパービューティーなどの予約サイトでもこのあたりの価格帯が主流です。同じ「ネイル」でも、ターゲットや役割が大きく違うことが料金にも表れていると言えます。
ネイリスト川尻メイの場合、価格には「時間当たりの施術料」だけでなく、ブランド価値やクリエイティブディレクションの役割も含まれています。ファッションショーや広告の撮影で作られたネイルは、そのままブランドのイメージとして世界中に発信されるため、1本のデザインにかかる責任やプレッシャーも相当なものです。さらに、常に新しい表現を探し続けるためのリサーチや試作の時間も必要で、それらも含めての料金だと考えると、単に「高い・安い」では測れない部分ですよね。
まとめ
この記事ではネイリスト川尻メイの年齢やプロフィールを紹介しました。京都のサロンからスタートし、日本での下積みと原宿でのサロン経営を経て、ニューヨークでセレブやハイブランドのネイルを任される存在になりました。
ネイリスト川尻メイのネイルが、単なる「おしゃれ」以上の重みを持って見えてくるのではないでしょうか。







