弱冠9歳にして卓球選手として活躍する「史上最年少Tリーガー」、松島美空選手。東京五輪出場選手から1ゲームを奪うなど、その実力が話題になっています！
今回は松島美空選手のこれまでの成績について紹介しますよ。
もくじ
松島美空のプロフィール
- 名前：松島美空（まつしまみく）
- 生年月日：2013年6月24日
- 年齢：9歳（2023年2月現在）
- 出身地：京都府
元実業団の卓球選手だった両親の元に産まれた松下美空選手。なんと2歳にして卓球を始めたのだとか！松島美空選手には二人のお兄さんと一人の妹さんがおり、兄妹全員が卓球をされていますよ。中でも長男の松島輝空選手は「張本二世」と呼ばれるほどの、男子卓球界の若きホープなんです。
そんな松島美空選手は、2022年に卓球のセミプロリーグ「Tリーグ」に新規参入したチーム「京都カグヤライズ」の一員に。史上最年少のTリーガーとなっています。
これまでの試合結果、成績
2018年、全日本選手権「バンビの部」に初出場。
松島美空選手が頭角を現したのは、2018年の全日本卓球選手権バンビの部。京都で行われたバンビの部の予選で優勝し、全日本卓球選手権に初出場したのです。
卓球におけるバンビの部というのは小学2年生以下の選手が出場できる大会。つまり8歳辺りが年齢制限となるのですが、松島美空選手は小学生になる前の5歳の時点で京都大会を制したことになります。当然、「天才卓球少女」として話題になりましたよ。
2021年、全日本選手権「バンビの部」優勝
2021年の全日本卓球選手権「バンビの部」では見事優勝を果たしています。同大会の記事では「下馬評通り、圧巻の強さ」といった言葉が躍っており、界隈ではその実力は既に知られていたということになりますね。
決勝戦では対戦相手を11－5、11－3、11－4の3セットストレートで下し、圧倒。年齢からは想像もつかない高い技量を示しましたが、一方で表彰式後のインタビューでは「ご褒美に遊園地に行きたい」と子供らしさも覗かせましたよ。
2022年、全日本選手権「カブの部」優勝
2022年には小学4年生以下の部である全日本卓球選手権「カブの部」に出場。決勝戦では3対1と1セットを落とすも勝利、前年のバンビの部での優勝に続いて大会二連覇を果たしました。
小学3年生でのカブの部優勝も、一学年上の相手と当たりながらの優勝ということになります。小学生にとっての一年の差は大きいですから、素晴らしい偉業と言えますね。
2022年10月にTリーグ最年少出場
京都カグヤライズが参入した2022年のTリーグ。9月にリーグが開幕してから長らく松島美空選手の出場が待たれていましたが、2022年10月22日の試合で遂に初出場。勿論リーグ最年少出場となりましたよ。
対戦相手となったのは14歳の張本美和選手。U-15の世界ユースでも結果を残す張本選手は強敵で、結果0対3で敗北となりました。
パリ五輪選考会に出場
2022年11月に行われたパリ五輪日本代表選考会にも出場。当然オリンピックの代表選考会ですから、全三十二人の出場選手には平野美宇選手や伊藤実誠選手といった大人の一流選手たちが揃っており、松島美空選手もその中の一人として堂々と戦いました。
松島美空選手が一回戦で戦ったのは23歳の加藤美優選手。世界ランキング最高13位の強敵を相手に0対4でストレートの敗北となりましたが、うち1セットでは10ｰ12とデュースに入るなど、セット奪取の可能性も感じさせる試合でした。
小学三年生でジュニア女子に出場
2023年1月には全日本卓球選手権大会ジュニアの部に出場しました。ジュニアの部というのは、18歳以下の高校二年生までが出場可能な大会。中学生や高校生なども沢山出場している大会です。
実際に松島美空選手は一回戦で16歳の選手と対戦。3対1で見事勝利を収めると、二回戦では高校二年生の相手に3対1で勝利、小学三年生でのジュニア女子二勝は平野実宇選手以来となる史上二人目の快挙でした。
目標としていた三勝は叶わず
「2勝も凄いけど、自分の目標はめっちゃ前から3勝だった」と大会後に語った松島美空選手。大会新記録をかけた三回戦は、Tリーグでもプレーする高校生の首藤選手相手に1対3で敗北。大会最年少での二勝を記録したものの「悔しい」と肩を落とし、4年生で迎える2024年の大会では「予選を通過して8強には行きたい」と語りましたよ。
Tリーグの試合で東京五輪メダリストから1ゲーム奪取
2023年2月に行われたTリーグの試合では、東京オリンピックのミックスダブルスで3位に輝いたチェン・イーチン選手と対戦。松島美空選手も「出るならチェン・イーチェン選手とやりたかった」とチェン選手との対戦を望んでいましたよ。1セット目では一時6点リードを記録、その後10－10となったものの勝ちきり1セットを奪取して見せました。
その後2、3、4セットを続けて落とし、1対3の逆転負けとなってしまいましたが、メダリストからの1セット奪取は松島美空選手にとって大きな自信となりましたよ。
最後に
今回は松島美空選手の試合結果やこれまでの成績について紹介しました。
様々な大会の最年少記録を更新し続けている松島美空選手。将来オリンピックで金メダルを取ることを目標に掲げています！これからの活躍にも要注目ですよ！
